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ランドリールームとファミリークローゼットをつないだ家事動線のある注文住宅

2026.07.30


ランドリールームとファミリークローゼットをつないだ家事動線のある注文住宅

洗う・干す・しまうをつなぐことで、毎日の家事がラクになる間取りです。

ファミリークローゼットは、家族の衣類や日用品を一か所にまとめて収納するスペースです。

注文住宅では人気のある間取りですが、収納を増やせば必ず暮らしやすくなるわけではありません。

大切なのは、ファミリークローゼットをつくることではなく、毎日の家事や家族の動きに合った場所へ配置することです。

今回は、ファミリークローゼットのメリットやデメリット、ランドリールームとの相性、後悔しない間取りの考え方をご紹介します。

ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットとは、家族の衣類やバッグ、日用品などを一か所にまとめて収納するスペースです。

一般的なクローゼットは、それぞれの個室に設けます。

一方、ファミリークローゼットは、家族みんなが使いやすい場所にまとめて配置します。

略して「ファミクロ」と呼ばれることもあります。

収納するものは、ご家庭によって異なります。

  • 家族の衣類
  • 下着や靴下
  • バッグ
  • 帽子
  • コート
  • タオル
  • 学校用品
  • 季節用品

ただし、家族全員の持ち物をすべて集める必要はありません。

毎日の暮らしの中で、どのような物を一か所にまとめると便利なのかを考えることが大切です。


ランドリールームとファミリークローゼットが隣接した家事動線の間取り

洗う・干す・しまうが短い距離でつながると、毎日の家事がもっとラクになります。

洗濯は、しまうまで終わりません

洗濯というと、洗濯機を回して干すところまでを想像しがちです。

しかし、実際にはその後にも家事が続きます。

  • 乾いた洗濯物を取り込む
  • 洗濯物を畳む
  • 家族ごとに分ける
  • それぞれの部屋へ運ぶ
  • クローゼットや収納へしまう

ひとつひとつは小さな作業でも、毎日繰り返すと大きな負担になります。

特に、家族の人数が多いご家庭では、衣類を各部屋へ運ぶだけでも何度も家の中を往復することになります。

ファミリークローゼットは、この「しまう」という家事を短くするための方法のひとつです。

ファミリークローゼットのメリット

家族の衣類を一か所にまとめられる

ファミリークローゼットの大きなメリットは、家族の衣類を一か所にまとめられることです。

収納場所が一つになることで、洗濯物を家族それぞれの部屋へ運ぶ手間を減らせます。

洗濯物を畳んだ後、その場で収納できる配置にすれば、毎日の洗濯動線はさらに短くなります。

衣類を探す時間を減らせる

衣類の収納場所が決まっていると、必要な服を探しやすくなります。

子どもの学校着や家族の仕事着など、よく使う服を分かりやすく収納しておけば、朝の準備もスムーズです。

「あの服はどこ?」という小さな探し物を減らすことも、暮らしやすさにつながります。

個室が散らかりにくくなる

衣類やバッグの収納場所をファミリークローゼットにまとめることで、寝室や子ども部屋に物が集まりにくくなります。

個室のクローゼットを小さくできる場合は、その分、部屋を広く使える可能性もあります。

家族が片付けに参加しやすい

収納場所が分かりやすいと、家族も片付けに参加しやすくなります。

「タオルはここ」「子どもの服はここ」と定位置を決めることで、家事をひとりで抱え込みにくくなります。

家族みんなが使いやすい高さや収納方法を考えることも大切です。


家族の暮らし方に合わせて収納や家事動線を考えた注文住宅のイメージ

収納の量ではなく、暮らしに合った仕組みづくりが大切です。

ファミリークローゼットのデメリット

まとまった床面積が必要になる

ファミリークローゼットをつくるには、ある程度の床面積が必要です。

収納を広くしすぎると、その分、リビングや個室、ほかの収納が小さくなる可能性があります。

収納量だけでなく、家全体の広さとのバランスを考える必要があります。

家族の生活時間が違うと使いにくいことがある

家族が同じ時間帯に着替える場合、ファミリークローゼットが混雑することがあります。

早朝や夜遅くに使う家族がいる場合は、寝室の近くに配置すると音や光が気になることもあります。

家族の起床時間や帰宅時間まで確認しておくことが重要です。

個人の持ち物が混ざりやすい

家族みんなの衣類をまとめると、誰の物か分かりにくくなることがあります。

収納場所を家族ごとに分けたり、棚や引き出しに定位置を決めたりする工夫が必要です。

子どもの成長で使い方が変わる

子どもが小さい時期は、家族の衣類を一か所にまとめると便利です。

しかし、成長すると自分の部屋で着替えたいと感じることもあります。

将来的に個室のクローゼットも必要になる可能性を考えておきましょう。

ファミリークローゼットは本当に必要?

ファミリークローゼットは便利ですが、すべてのご家庭に必要なわけではありません。

必要かどうかは、家族構成や洗濯の方法、着替える場所、衣類の量によって変わります。

ファミリークローゼットを検討したいご家庭

  • 家族の洗濯物が多い
  • 衣類を各部屋へ運ぶ負担を減らしたい
  • ランドリールームの近くに収納を設けたい
  • 子どもが小さく、親が衣類を管理している
  • 家族の着替え場所を一か所にまとめたい
  • 個室をすっきり使いたい

別の収納方法も検討できるご家庭

  • 家族それぞれが自分の部屋で着替える
  • 生活時間が大きく異なる
  • 家族の衣類を分けて管理したい
  • まとまった床面積を確保しにくい
  • 個室のクローゼットだけで収納量が足りる

ファミリークローゼットを独立した部屋にせず、廊下収納や寝室収納を組み合わせる方法もあります。

名前や流行にとらわれず、必要な機能を整理することが大切です。


家族全員の衣類を一か所にまとめて収納できるファミリークローゼット

家族の衣類をまとめることで、探す時間や運ぶ手間を減らせます。

ランドリールームとの相性

ファミリークローゼットは、ランドリールームとの相性が良い間取りです。

ランドリールームで洗濯物を洗い、室内で干し、乾いた衣類をそのままファミリークローゼットへ収納できれば、洗濯の流れが一か所にまとまります。

理想的な流れは、次のようになります。

  • 洗う
  • 干す
  • 取り込む
  • 畳む
  • しまう

この一連の作業を短い距離で行えると、家の中を何度も往復する必要がありません。

ただし、ランドリールームとファミリークローゼットを隣接させれば、必ず使いやすくなるわけではありません。

誰が洗濯をするのか、どこで着替えるのか、家族がどの時間帯に使うのかによって、最適な配置は異なります。

ランドリールームについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。


ランドリールームは本当に必要?後悔しない間取りと家事動線の考え方

ファミリークローゼットのおすすめ配置

ランドリールームの近く

洗濯動線を短くしたい場合は、ランドリールームの近くに配置する方法があります。

洗った衣類を干し、乾いた後にそのまま収納できるため、各部屋へ運ぶ手間を減らせます。

洗面室や脱衣室の近く

入浴前後の着替えやタオルを収納したい場合は、洗面室や脱衣室の近くが便利です。

ただし、来客が洗面室を使う場合や、家族が入浴している時の使いやすさも考える必要があります。

玄関の近く

コートやバッグ、通勤用品、子どもの学校用品などを収納したい場合は、玄関の近くに配置する方法があります。

帰宅後に上着や荷物を片付けてからリビングへ入れるため、生活空間に物を持ち込みにくくなります。

寝室や子ども部屋の近く

家族がそれぞれの部屋で着替える場合は、個室の近くに配置すると使いやすくなります。

ただし、洗濯物を運ぶ距離が長くなる可能性があるため、洗濯動線とのバランスが必要です。

回遊動線に組み込む

玄関、洗面室、ランドリールーム、ファミリークローゼット、リビングをつなぐ回遊動線に組み込む方法もあります。

移動しやすくなる一方で、通路として使う面積が増えるため、収納量とのバランスを検討しましょう。

ファミリークローゼットの広さの目安

必要な広さは、収納する物の量や通路のつくり方によって変わります。

約2畳

家族の普段着やタオルなど、収納する物を絞って使う場合の目安です。

通路を確保すると収納量が限られるため、棚の奥行きやハンガーパイプの位置を細かく考える必要があります。

約3畳

夫婦と子どもの衣類をまとめたい場合に検討しやすい広さです。

ハンガー収納と棚収納を組み合わせやすくなります。

約4畳以上

家族の衣類だけでなく、バッグや季節用品、学校用品などもまとめたい場合に検討されます。

ただし、広ければ使いやすいわけではありません。

物の定位置や動線が決まっていないと、大きな物置になってしまうこともあります。

後悔しないために考えたいポイント

誰が、いつ、どこで着替えるのか

まず確認したいのは、家族がどこで着替えているかです。

洗面室で着替えるのか、寝室や子ども部屋で着替えるのかによって、使いやすい場所は変わります。

何を収納するのか

衣類だけを収納するのか、タオルやバッグ、学校用品まで収納するのかを整理しましょう。

収納する物を決めずに広さだけを確保すると、棚やハンガーパイプが使いにくくなることがあります。

ハンガー収納と畳む収納の割合

衣類をハンガーに掛けることが多いのか、畳んで収納することが多いのかによって、必要な収納の形は変わります。

家族ごとの衣類の量も確認しておきましょう。

通路幅を確保する

収納量を増やすために棚を深くしすぎると、通路が狭くなります。

家族がすれ違えるか、洗濯かごを持って移動できるか、扉や引き出しを開けられるかを確認することが大切です。

換気や湿気対策

ランドリールームや洗面室の近くに配置する場合は、湿気がこもらないよう換気を考える必要があります。

衣類を清潔に保つためにも、空気の流れを確保しましょう。

将来の使い方を考える

子どもの成長や家族構成の変化によって、収納の使い方は変わります。

棚の高さを変更できるようにしたり、将来は別の用途にも使えるようにしたりすると、長く使いやすくなります。


ランドリールームからファミリークローゼットまでの洗濯動線をイメージした注文住宅

洗濯は「しまう」までが家事。収納場所を考えることが暮らしやすさにつながります。

収納を増やすことが目的ではありません

ファミリークローゼットの目的は、収納量を増やすことではありません。

本当に考えたいのは、家族の衣類や持ち物を、どこへ置けば毎日の暮らしがスムーズになるかです。

洗濯する場所、干す場所、畳む場所、しまう場所。

家族が着替える場所、出かける時に荷物を準備する場所、帰宅後に上着を片付ける場所。

それぞれの動きをつなげて考えると、自分たちに必要な収納の形が見えてきます。

ファミリークローゼットが合うご家庭もあれば、個室収納を中心にした方が暮らしやすいご家庭もあります。

正解はひとつではありません。

暮らし方が違えば、使いやすい収納も変わります。

WOOD SUPPLYの家づくり

WOOD SUPPLYでは、最初からファミリークローゼットの広さや配置を決めることはありません。

まずは、ご家族の毎日の暮らしについて伺います。

  • 誰が洗濯を担当するのか
  • 洗濯物をどこで干しているのか
  • 衣類をどこで畳んでいるのか
  • 家族がどこで着替えるのか
  • どのような物をまとめて収納したいのか
  • 将来、暮らし方がどう変わりそうか

一つひとつの暮らしを整理したうえで、本当に必要な収納と家事動線をご提案します。

家づくりは、間取りからではなく、暮らしから考える。

収納を増やすことではなく、毎日の家事が少しラクになる仕組みを一緒につくります。

ファミリークローゼットについてよくある質問

ファミリークローゼットは何畳必要ですか?

収納する衣類の量や家族の人数によって異なりますが、約2畳から4畳程度で計画されることが多くあります。広さだけでなく、棚の奥行きや通路幅、収納方法まで考えることが大切です。

ファミリークローゼットはランドリールームの隣がいいですか?

洗濯物をすぐに収納できるため、洗濯動線を短くしたいご家庭には便利です。ただし、家族がどこで着替えるか、生活時間が重ならないかなども確認して配置を決めましょう。

ウォークインクローゼットとの違いは何ですか?

ウォークインクローゼットは、主に寝室など特定の部屋に付属する収納です。ファミリークローゼットは、家族全員が使いやすい場所に設け、家族の衣類や持ち物をまとめて収納する考え方です。

ファミリークローゼットで後悔する原因は何ですか?

配置が生活動線に合っていない、通路が狭い、収納する物が決まっていない、家族の生活時間を考えていないといったことが原因になりやすいです。間取りを決める前に、実際の暮らしを具体的に確認しましょう。

子どもが成長しても使えますか?

子どもの成長に合わせて使い方が変わる可能性があります。将来は個室収納と併用したり、季節用品や家族共有の収納へ変更したりできるよう、柔軟な計画にしておくと安心です。

ファミリークローゼットのある間取りを相談してみませんか?

「自分たちにファミリークローゼットは必要?」

「ランドリールームとのつながりを考えたい」

「洗濯や収納がラクになる間取りを相談したい」

WOOD SUPPLYでは、ご家族の暮らしを伺いながら、毎日の家事が少しラクになる住まいを一緒に考えています。

家づくりは、間取りからではなく、暮らしから考える。


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