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廊下にも、役割をつくる。|面積だけでは決まらない、暮らしをつなぐ間取り

2026.07.16

家づくりの打ち合わせで、

「廊下は、できるだけ少なくしましょう」

と言われることがあります。

確かに、廊下を減らせば、その分をリビングや収納、居室に使えます。

限られた面積の中で考えれば、廊下を少なくすることは、間取りを効率よくまとめる方法の一つです。

でも、廊下は本当に、なくしたほうがいい場所なのでしょうか。

廊下は、毎日何度も通る場所

廊下は、図面で見ると細長い空白のように見えます。

けれど、実際の暮らしでは、家族が一日に何度も通ります。

朝、子どもが寝室から起きてくる。

洗濯物を抱えて、ランドリースペースや収納へ向かう。

帰宅した家族が、玄関からリビングへ歩いていく。

部屋と部屋をつなぎながら、家族の動きもつないでいる。

廊下は、何も起きない場所ではありません。

暮らしの途中にある、大切な場所です。

面積だけを見れば、廊下は小さいほうが効率的

家づくりでは、床面積に限りがあります。

廊下を1畳減らせば、その分だけ収納を増やしたり、部屋を広くしたりできます。

そのため、次のような考え方は、決して間違いではありません。

  • 廊下をできるだけ短くする
  • リビングを通って各部屋へ入る
  • ホールを小さくまとめる

ただし、効率だけを優先すると、暮らしに必要な距離や余白まで削ってしまうことがあります。

大切なのは、廊下があるか、ないかではなく、

その廊下を、何のために通るのか。

を考えることです。

廊下に役割を持たせる

廊下は、少し工夫するだけで、ただの通路ではなくなります。

小さな窓をつける

廊下の先や途中に窓があると、暗くなりやすい場所に自然光が入ります。

朝の光が差し込み、時間の移ろいを感じられる場所になります。

窓の先に庭や空が見えれば、歩くたびに小さな景色が生まれます。

浅い収納をつくる

廊下の壁面に、奥行きの浅い収納をつくる方法もあります。

掃除道具や日用品、家族で共有する物をしまう場所として使えます。

ただし、通路幅を狭くしすぎないように、収納の奥行きや扉の開き方まで考えることが大切です。

家族の写真を飾る

廊下は、家族の写真や子どもの作品を飾る場所にも向いています。

普段は立ち止まらない場所だからこそ、歩きながら自然に目に入ります。

何気ない通路が、家族の時間を残す場所になります。

庭が見える方向へ伸ばす

廊下の突き当たりに庭や緑が見えると、その先へ進みたくなる空間になります。

廊下の長さが、単なる距離ではなく、景色へ向かう時間に変わります。

廊下の幅だけでなく、何を持って通るか

間取り図を見るときは、廊下の長さや幅だけを見るのではなく、次のことを考えてみてください。

  • 誰が通るのか
  • 何を持って通るのか
  • どの部屋から、どの部屋へ向かうのか
  • 家族同士がすれ違えるか
  • 扉を開けたときに通路をふさがないか

たとえば、洗濯物を抱えて通る廊下なら、狭すぎると毎日の小さなストレスになります。

子どもが走って通る場所なら、扉の位置や家具の角にも配慮が必要です。

図面の中では静かな廊下も、暮らしが始まれば、人と物が動きます。

廊下は、なくせばいいのではない

廊下を少なくすることが、良い間取りになることもあります。

反対に、廊下をつくることで、生活音や視線を分けたり、部屋同士の距離を整えたりできることもあります。

だから、廊下は単純に無駄と決めるのではなく、

暮らしの中で、どんな役割を持たせるか。

を考えることが大切です。

面積の数字だけでは、暮らしやすさは決まりません。

WOOD SUPPLYが考える家づくり

WOOD SUPPLYは、間取りを考えるとき、面積だけを見ません。

家族がどこを通り、何を持ち、どんな景色を見ながら暮らすのか。

図面の線の先にある、毎日の動きを考えます。

廊下は、なくせばいいのではなく、
何のために通るのかを考える。

WOOD SUPPLYは、面積の前に、暮らしを考えます。


家づくり・間取りのご相談

家づくりを考えるときは、間取り図の廊下を指でたどってみてください。

誰が、何を持って、どこへ向かうのか。

その動きを追うと、図面の中に隠れている不便や、暮らしやすくするためのヒントが見えてきます。

WOOD SUPPLYでは、部屋数や広さだけではなく、家族の普段の過ごし方から間取りを一緒に考えています。

家づくりや間取りについて気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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